環境活動

2019.10.05

2019年10月5,6日 須山口登山歩道補修・整備作業 報告

弁当場~水ヶ塚間の腐食した木段の補修を中心とした登山道整備を実施。

期日:2019年10月5,6日(土・日)
活動場所:弁当場~水ヶ塚間
活動時間:5日9時~15時、6日9時~13時
主催:NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部
協力:須山口登山歩道保存会・UTMFボランティアネットワーク・裾野市役所・PICA富士ぐりんぱ
参加者:
5日…20名(保存会3名、裾野市役所1名、UTMFボランティア14名、事務局2名)
6日…14名(UTMFボランティア12名、事務局2名)
道具:掛矢2 、鋤簾4、 唐鍬2 、レーキ2 、角スコ1 、バケツ2、 軍手20 、ゴミ袋20 、手ノコ2、鉈1、ゴーグル など

<作業内容>
・腐食した木段(約230段)の杭や段の補修作業
・落枝、軽度の倒木があった場合の処理(手のこ)・落ち葉の除去(レーキ等)
・荒れたトレイルならし(鋤簾作業)・舗装道路の側溝泥撤去・ゴミ拾い
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

晴れ渡った青空の向こうには富士山。毎回、一緒に山に入って整備のご指導をしていただいていいる須山口登山歩道保存会の三役(根上雄介会長、渡邉吉克副会長、渡邉博夫副会長)からご挨拶をいただきました。(今回は、別イベントへご参加)

何度もご一緒したボランティアさんも多く、和気あいあいと整備をスタートです。

まずは、整備をする道具と材料を作業現場まで運びます。

木段用の丸太・杭は現場の倒木も利用します。倒木を丸太・杭にするチェーンソー班。

掛矢(かけや)で杭を打ち込みます。

呼吸を合わせての作業が続きます。

道をふさぐ太い倒木はチェーンソーで短くしてから移動します。結構、重いです!安全には細心の注意を払いながら笑顔での作業です。

倒木を撤去し、トレイル上を整地して、阿吽の呼吸で杭を打つ。各自がやるべきことを探して作業を進めます。

自然素材の木段と杭なので、雨風にさらされ朽ちていき土に戻ります。2~3年毎に補修は必要となります。

1日目の作業は終了。補修が必要な箇所は直しました。

そして、2日目も元気にスタート!

台風により登山道をふさいでいる枝などを撤去します。登山道が荒れていると「道迷い」や「滑落」の原因になります。

作業開始1時間程で、天気予報通り、小雨が降ってきました。

急いで下山しながら運搬車両が通る舗装道の側溝を整備しました。ここも大雨による大量の土砂や枯葉が溝をふさぎ、道路にあふれ出ていました。路面の状態も悪く、側溝の役目も果たせていない状態だったので、可能な限り改善し2日目の作業を終了させました。

整備に入る須山口登山道保存会の方々からは、この私道を使い軽自動車で整備道具を山に運び入れるので、通行しやすくなったと喜んでいただけました。

去年と同じく、2日間参加で宿泊希望のボランティアさんには、作業場に近い「PICA ぐりんぱキャンプ場」を案内しました。

ここで、夕食時に、須山口登山歩道保存会の方々と交流会。須山口登山歩道の歴史などを伺い有意義な時間を持つことができました。

写真-2019-10-05-17-03-52
写真-2019-10-05-17-04-00
写真-2019-10-06-6-53-50

【Special Thanks】

宿泊:PICA富士ぐりんぱ コテージ(富士山資料館から車で11分)

*「PICA」はコンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)に所属。昨年に引き続き「須山口登山歩道整備」を応援。