環境活動
2022.02.14
「登山道整備によるサスティナブルな地域活性事業」 平尾山~大平山~飯盛山 木段補修作業報告
活動日:2021年6月26.27日(土日)、7月10.11日(土日)、12月4.5日(土日)
活動場所:平尾山~大平山~飯盛山
活動時間:
土曜日8時集合→9時入山→14時作業終了→15時下山解散
日曜日7時集合→8時入山→12時作業終了→13時下山解散
参加者:
6月26日25名+事務局1名・27日15名+事務局1名、
7月10日19名+事務局1名・11日20名+事務局1名、
12月4日16名+事務局2名+環境省2名・5日15名+事務局2名
延べ123名
延べ123名
道具:土嚢袋3,000枚、スコップ8、ジョレン2、レーキ2,熊手2、カケヤ4、てのこ4,チェーンソー1,番線、剪定ばさみ2、背負子5、
主催:NPO法人富士トレイルランナーズ俱楽部
協力:Team RICKA(UTMFオフィシャルサポーターズクラブ)
<作業内容>
・平尾山~大平山~飯盛山 区間に設置されている約1500段余りの雨などで浸食された土の部分に土嚢を投入し、登山道を利用するすべての方々が安全に快適に通行出来るような補修作業を実施。
・6月26日…247段補修、27日…107段補修
・7月10日…189段補修、11日…127段補修
・7月10日…189段補修、11日…127段補修
・12月4日…129段補修、2段作製、水道みずみち(水の流れるレーン)10本復元、5日…1687段チェック
目的:富士山の景勝地に通じる登山道上は、かなり荒廃し陥没した木段が並ぶ。そこを修復することで、ハイカー・トレイルランナーが気軽に楽しく訪れることが可能となり、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた周辺の経済回復と継続的な環境活動により、持続可能な地域振興の仕組みを創造する事を目的とする。
*この事業は、「環境省 令和2年度(補正予算)国立公園・温泉地等での滞在型ツアー・ワーケーション推進事業」として採択された。
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富士山麓の環境活動になくてならない活動団体「Team RICKA」
以前から、大平山周辺の陥没した木段を修復していた彼らに短期間での補修作業完了を依頼し
地域経済の活性化と持続可能な整備活動を目指した。
結果として、協力体制が強固なチーム力により、予想以上のスピードで予定していたエリアの陥没した木段を全て解消させた。
結果として、協力体制が強固なチーム力により、予想以上のスピードで予定していたエリアの陥没した木段を全て解消させた。
陥没して土嚢投入が必要だった数は約800段。
この距離を述べ123名、6日間の作業で完了させるのは相当な労力だったが
記録写真を見直すと笑顔あふれる現場だった。
まず、片道30分以上かけて作業現場まで道具を持って登る。
まず、片道30分以上かけて作業現場まで道具を持って登る。
そして、初めに許可を得た場所で土嚢を作り陥没した木段に土嚢を運ぶ。
「土嚢を作る→土嚢を運ぶ」を繰り返す。
投入された土嚢の形を整える。(歩きやすいように&長持ちするように)
袋の縫い目の位置を気にしながら、大きさの違う土嚢を組み合わせてしっかりと陥没した場所を埋める。
土嚢1列を投入し歩きやすくする。
予想以上に効率の良い作業が続いたため、
土嚢2列投入を予定よりも早くすべての陥没した木段に土嚢投入を完了させた。
作業中も多くのハイカーさんが登山道を利用し「歩きやすくなった」と感謝されていた。
気軽に訪れることが可能となった約1600段の木段をアピールし
今まで以上に多くのハイカーが訪れることを期待する。
また、このパワフルなボランティアチームのみなさんや
この補助金事業で関りが持てた地元の方々と一緒に
持続できる登山道整備について考え、実践していきたい。
6日間お疲れさまでした!
最後まで笑顔のTeamRIKCA
補修作業した木段数はコチラ↓
この木段を登り大平山山頂から眺める「富士山と山中湖」は
本当に素晴らしいです。
山中湖村ハイキングコースに関してはコチラから