UTMFボランティアネットワーク
ウルトラトレイルマウントフジ大会に選手として参加された方とボランティアを経験された方で、大会の理念に賛同され、おもに富士山麓の整備・保全活動に興味があり、ボランティア同士の交流等を希望される方々に、優先的に情報をお届けするために作られたネットワークです。
2016年大会後に発足しました。
2016、2018、2019、2022大会を経て、現在330名近い方が登録され、環境活動等に積極的に参加されています。
お知らせ
2023年大会から、ウルトラトレイルマウントフジに選手として参加された方々にも「FTRCボランティアネットワーク」へのお誘いする事になりました。2012年まで大会をさかのぼり、富士山麓の環境活動に積極的に参加したいランナーは下記のフォームからお申し込みください。富士山麓の自然に触れながら、同じ志を持った方々と一緒に環境活動を楽しみましょう。
*途中退会は自由です。
ボランティアネットワークのメンバーから一言
2015年 UTMFの抽選に外れて参加したエードステーションのボランティアがきっかけでした。
年を重ね、参加頻度も上がり、気がつけば、選手活動を休止し、ボランティアに専念しています。
活動内容は多種多様。体力やパワーが無くても大丈夫! 環境活動では、地元の方々やボランティアの先輩達も優しく教えてくれます。 一人一人の小さな活動が集まって大きな力となります。
是非一度、環境活動ボランティアに参加してみてください。
M・Dさん
日本のトレイルは海外に比べると、どうやらとても繊細で脆弱なように思います。植生が豊かで土壌が柔らかく、台風や地震などの自然災害も多いので、人の手が入らないと維持するのは難しいのではないのでしょうか。トレイル整備に参加してみるとそんなことを感じたりします。
そして、何より気持ちがいい。自然の中で体を動かし汗をかいて、地元の方と一緒にみんなで力を合わせて、気持ちよく歩けるトレイルがよみがえる、そして、すれ違うハイカーの方々からはありがとうございますとご挨拶される。こちらこそトレイルを歩いてくれてありがとうございますという気持ちになります。
T・Hさん
『登山道整備』ちょっとハードルが高そうに感じるかも…?と私も最初は、感じていました。そしてUTMFボランティアも同じように感じてましたが、整備も大会ボラも個々の作業集合体で形になる事を実体験すると決してハードルが高い事ではなかったです。
皆で力合わせた事で形になってゆく整備や大会ボラは、私にとって刺激があり楽しんでいます。
Y・Kさん
須山口登山歩道、本栖湖周辺、送電線下などトレイル整備に関わらせていただいております。道は何百年、何十年前からそこに有りますが、常に人の手でその形を維持してきました。人が通るから道が崩れるのではなく、人が通らなくなるから道が崩れるのかもしれません。
また昨今の豪雨や台風でも倒木や土砂崩れ等、その形を変えてしまいます。道が無ければその周囲の環境保全も出来ません。私達一人ひとりが小さな力を結集し「道を残す」という小さくて大きなプロジェクトが、トレランの枠を越えてより多くの方に広まっていけば良いですね。
H・Aさん
山の道を作るってどういうこと?と思っていましたが、文字通り消えかかっている斜面のトレースが雨で流れてしまわないように平らに削ったり、階段を作ったりして整えることでした。大変ですが、やってみると結構楽しいものです。
登山道は使われないと荒れてしまうし、台風や大雨でよく崩れます。
里山の自然とは、定期的に人の手が入って初めて維持されるものでした。現地の人の熟練した技術を見せていただき、見たこともなかった道具の使い方まで教えてもらいました。
普段の生活からは全く交流がない人達と関わることができ、ただ走って登って楽しむだけではない、山との新しい関わり方を発見できました。
M・Iさん
ウルトラトレイルマウントフジの理念
- 自分自身を探求する
- 自然環境を尊ぶ精神を養う
- すべての人々とトレイルを共有する