環境活動
2017.07.23
2017年7月23日 本栖湖周辺登山道 整備
富士山西麓観光資源”輝き”協議会主催(*1)で、本栖湖いこいの森キャンプ場~御飯峠間のトレイル整備が行われました。
2017年7月23日(日)
参加者:41名
UTMFボランティア7名&事務局3名含む「富士山西麓観光資源”輝き”協議会」メンバーと「ルイス&クラーク大学」から富士山環境を学ぶ学生ボランティア12名&引率2名
活動時間:8時~15時
作業内容:登山道路面整備、水みち作成、土留め、階段工
*1)、富士山西麓本栖湖周辺が輝きを増し、持続可能な発展と観光振興を図るため必要となる事項の協議を行う団体。本栖湖に関わる保全活動団体、自然環境に関し専門的知識を有する者・地域住民・NPO法人・関係企業・関係行政機関および関係地方公共団体・町民から公募した者・その他協議会活動に必要とされる者から構成される。
動画も公開しています。ぜひ、ご覧ください。
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今にも雨が降りそうな中、7時30分に本栖湖いこいの森キャンプ場に集合
今回の整備作業は、富士山西麓観光資源”輝き”協議会のメンバーとアメリカからボランティア学生の方々と一緒にUTMF経由で参加されたボランティアの方々、総勢41名が作業道具を抱え、黙々と山を登っていきます。
作業責任者 小林桂さんから基本的な指導を受け、2班に分かれました。
UTMFボランティアチームは、本栖湖いこいの森キャンプ場から約3㎞までの区間の「登山道路面整備」と「水みち」をつくる作業を任されました。
「登山道路面整備」とは、できるだけ山側と谷側を水平にするために、山側を削る作業。トレイルの幅は100㎝に合わせながら約3㎞を下りながら作業。その間に「水みち」と呼ばれる溝をトレイルの幅に対して30度谷側に水が流れる傾斜を作りながら道を掘る作業。
休憩4、5回。昼食時約40分。
各自がジョレンを持ち(myジョレンをお持ちの方も)、6時間強を山の中で作業をして過ごしました。
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作業責任者の小林さんからは、いくつかのアドバイスがありました。
●整備の服装を心掛ける・・・長袖・長ズボンは基本。今回の作業は路面の小石など思いもかけない方向に飛ぶのでサングラスかゴーグル着用が望ましい。
●ここの整備作業は「土留め」まで行わないと完了しない。
●登山道路面整備では、トレイルを平らにするのがベストだが、谷側が下がっていては意味がない。山側をもっと削る、掘る。
後から知ったことですが、前日までに作業班の方々が山にバキュームを持ち込んでトレイルに積もった枯葉や小石、砂を吹き飛ばしてくださったそうです。
当日の作業の負荷はかなり軽減されたことになります。
事前の準備や当日の段取り、本当にありがとうございました。
御飯峠付近で行われていた「土留め」「木段工」は、初めての経験だという学生ボランティアのみなさんが、地元の方々の指導のもと大活躍だったそうです。
雨で作業が中断することもなく、予定の活動を無事に終えることができました。
この後は、希望者でBBQやスイカ割りをしながら交流を図りました。
いろいろな方面から富士山麓に集まりより良いトレイルにするために力を合わせた一日。
まだまだ作業に関しては学ぶべきことが山盛りですが、それに気づいたことも含め有意義な一日でした。