環境活動

2020.11.02

2020年11月1日 本栖湖周辺登山道整備報告

枯葉や倒木で分かりづらくなった登山道、流れ出た土砂により道幅が狭くなったり傾斜がついた登山道の整備、土留め作業を実施。
       
活動日:2020年11月1日(日)
活動場所:仏峠~釜額 140m
活動時間:9時~15時
参加者:20 名(環境省2名、富士山クラブ1名、身延町観光課1名、整備指導員3名、協議会2名、UTMFボランティアネットワーク10名、事務局1名)
<作業内容>
枯葉除去、土留め設置、整地
     
道具:ハンマー2・木槌1・ジョレン2・クワ7・レーキ2・シノ5・番線3束・ワイヤーカッター2、ブロワー1、チェーンソー2
    
主催:富士山西麓観光資源“輝き”協議会 *1)
(「NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部」は上記協議会構成団体の一つ)

*1)、富士山西麓本栖湖周辺が輝きを増し、持続可能な発展と観光振興を図るため必要となる事項の協議を行う団体。本栖湖に関わる保全活動団体、自然環境に関し専門的知識を有する者・地域住民・NPO法人・関係企業・関係行政機関および関係地方公共団体・町民から公募した者・その他協議会活動に必要とされる者から構成される。
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協議会の活動拠点となっている「本栖湖いこいの森キャンプ場」から、この日の動画がアップされました。
まずは、整備日和の作業風景をお楽しみください。
       
          
1年ぶりの本栖湖周辺登山道整備。心待ちにしてくださったUTMFボランティアネットワークの方々。
      
         
本日の作業場所まで整備道具を持ち1㎞ほど登山。
一番後ろの方が背負っているのは、道具は枯葉を風で飛ばす「ブロワー」。そこそこ重いです。
      
     
指導員(小林桂氏)から本日の作業説明を受ける。
登山道の谷側に土が流れてしまわないように丸太を置き、杭で丸太を固定し「土留め」を作る。
下の画像に写っている丸太や杭の一部は、この日の為に指導員チームが事前に現場で準備をしていた資材です。
この登山道整備において、資材は現地調達が基本です。(枯れ木・倒木を利用します)
     
       
登山道のカーブに沿って丸太を上手にセッティング。
杭打ちはかなりの重労働。息の合ったサポートも必要。 
   
 
          
狭い登山道での作業なので、事故やケガのないように注意が必要。
整備活動に何度も参加されるボランティアさんが増えたお蔭で安心感が増し、始めて参加された方も指導員とボランティア経験者からのアドバイスで、メキメキと腕をあげることができます。
   

    
            
「土留め」の作業が終わると、登山道の幅を確保しながら、傾斜をなくす「整地」作業を行います。
   
     
       
この日の作業は140m。
人の手で行う登山道整備はこのように地道に進みます。
「タイミングがあえば、ぜひ、また参加します!」と笑顔で話す多くのボランティアの方々。
       
また、山でお会いしましょう!
              
秋を感じながらの心地良い一日でした。